日本ゲノム編集学会第2回大会が、6月28~30日、に大阪千里ライフサイエンスセンターで、開催されました。

 日本ゲノム編集学会第2回大会が、真下 知士大会長が中心になり開催され、400人を超える方々が参加しました。真下先生は、大阪大学大学院医学系研究科附属動物実験施設および大阪大学大学院医学系研究科附属共同研ゲノム編集センターに所属しておられます。一般社団法人日本ゲノム編集学会は、2016年4月に発足しました。第1回のキックオフ大会が、山本 卓大会会長(広島大学)により広島で開催され、300人を超える人が集まりました。

 ゲノム編集技術は生命科学の基礎研究から応用研究まで幅広い範囲で利用され、しかもほとんどの生物に適用できることから、世界中の研究者が注目しています。この技術により、例えば、ガンの治療が、現在注目されているガンの免疫療法の代わりに使われる可能性があり、その場合は、現在の免疫療法よりも安価にできるでしょう。また、作物の品種改良に利用すれば、地球の食糧問題も解決する可能性があります。また、地球温暖化の問題の解決にも利用できるでしょう。このような画期的な技術の分野には、特に、若い研究者や企業の方が積極的に参入しており、新規ゲノム編集技術の開発や産業応用研究に取り組んでいます。

(株)ゲノム編集研究所の設置にチャレンジ

 歴史的には、1990年代に登場したZFN、2010年のTALEN、2012年にCRISPR/Casが報告されてから、ゲノム編集研究は世界中に急速な広がりを見せています。特に、CRISPR/Cas技術の出現は、その技術の容易さから、劇的に世界に広まっています。日本は、この技術開発についいては、遅れをとっており、その遅れを取り戻す研究が必要です。そのためには、all Japanの体制が必要であり、しかも資金が必要です。そこで、この大学支援機構の関連会社として、(株)ゲノム編集研究所の設置を構想しています。この研究所では、細胞、植物、動物におけるゲノム編集研究に加えて、産業利用やゲノム編集医療など最先端の研究をおこないたいと考えています。ご興味がある場合は、是非、徳島のOPERAゲノム編集プロジェクトのキックオフシンポジウムにご参加ください。