科学研究費補助金に申請しても75%は不採択

文部科学省などが大学などの研究者の研究を補助するために、科学研究費補助金(科研費)が配分されています。今年度の募集から大きく制度が変更されるのですが、その情報については別の機会に紹介する予定です。本来、補助金ですから、大学などの基本となる研究費に対する補助金なのですが、国立大学法人においては、運営費交付金の削減により、科研費は補助ではなく、主研究費になってきています(ある教授のご意見を引用しています)。この科研費の採択率は、約25%とのことで、研究者の75%は申請しても採択されないのです。評価の分布が正規分布であれば、平均点においては、過酷な競争となり、僅差で採択不採択が決定されていることは想像できます。つまり、評価点が平均点に近い申請の採択不採択は、申請内容の優劣に依存していない可能性があります。いずれにしても、良い提案が採択されないこともあるわけで、それを救うシステムが必要だと思います。科研費に採択されないと、非常にショックですが、それはある意味で「運」であり、研究計画が悪いわけではない場合もあるのです。

クラウドファンディング科研費に応募してみませんか

 一般社団法人 大学支援機構では、科研費に不採択であったプロジェクトについて、クラウドファンディング(おつくる)により研究費を調達することを支援しています。皆様の研究を一般の人々にアピールして、支援を得るシステムなので、ご自身の研究をわかりやす説明することが必要ですし、基礎研究であれば、将来どのようなことが解明され、場合によっては社会の発展に貢献することアピールすることが必要です。科研費にしても、大学の研究費にして、ほとんどは税金に由来するのですから、納税者に研究について知っていただくことは、むしろ積極的におこなわなければななないことです。

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