賛助会員にならないと、プラットフォームは使用できないのでしょうか?

HPのプラットフォームには様々な事業が例示されておりますが、この中で運用中のものは「クラウドファンディング」、「クラウドソーシング」です。その他「安全保障輸出管理システム」も準備中です。 「クラウドファンディング」「クラウドソーシング」についてのご質問と考えます。

(1) 賛助会員でなくても利用できます。クラウドファンディングの手数料は20%になります。講演会への参加のメリットが受けられない場合もあります。

(2) まず、前提として大学の研究者がクラウドファンディングを行う場合、
  ・「購入型」で記念品をリターンで支援者に渡すケースでは、特定商取引法や消費者契約法の規制を受け、研究者は個人事業主としてのネット通信販売の主体とみなされます。
   これにより、学内では兼業であるとか税では確定申告であるとかの問題も生じると思われます。
   我々が取り扱っている現状は、購入型であっても大学の構成員である研究者ですので、最終的な支援額は大学に送金し、学内で研究費として研究者に配当される仕組みです。
  ・「寄附型」でリターン無しの純粋寄附を受ける場合は、その大きなメリットである、寄附金に対する諸税の控除制度利用が利用できるためには、大学から寄附者に対して領収書を発行する必要があります。この場合は当然大学が中心の主体になります。
  ・つまり大学が中心になる仕組みが現状です。